ちびらぼ

ライターのたまご・日野やや子の自由研究なまいにち。

フリーランスって。

書くことをお仕事にしたい!と、きちんと思ったのは、

つい昨年のことでした。

昔から文を書くのは大好きだったし、

学校の先生には、国語とワープロの入力くらいしか褒められたことはないんだけど、

それまでなにをやっていたかといえば、

サービス、一般事務、経理事務、などなど。

とにかく安定したかったし、

文を書いて、それをお金にするなんて思いもしなかったのですよ。

 

10代のころに、インディーズバンドを紹介するミニコミを

ほぼ1人で企画・制作したことがあったのだけれど、

事業計画もへったくれたもなかったので、

当然のことながら採算がまったく合わなくて、

3冊つくって逃げるようにやめちゃったという苦い過去でして。。

(もちろん、やりがいはものすごくあったし、

いろいろな人と話ができて、とても楽しかったし、勉強になったけれど)

 

だからというのもあるけど、とにかく安定したかった。

でも、うまくいかないことも多くて、

30歳の時に5年続けた経理事務の仕事をやめて、

しばらくアルバイトで暮らしていたときに、

ご縁があって、はじめてライターのお仕事をいただいたんです。

レポート制作だったんだけど、

文を書いて、OKをいただいて、報酬をいただいて…ということが、

すごくうれしかったんです。

 

それで、思いきって編集プロダクションの求人に応募して、

編集スタッフとして去年の夏に入社したんですが、

とにかくハードだったので1ヶ月半しか働けませんでした。

ラフを引くのも企画を持っていくのも苦手なままでしたが、

「状況が悪くても、テキストを書くのは苦じゃない…!」

という、発見がありました。

なんか校正が好き、とか。

 

で、フリーライターをするぞ、と思ったのはいいのだけど、

いかんせん、どうやってお仕事をいただいたら いいのかもよくわからないし、

ライティングの相場なんかもわからない。

コネがあるわけでもない。

どうしよう!?

 

それから今までの1年間、ありがたいことに、

会社を経営している知人がお仕事をくださって、

未経験ながらweb制作やセミナーの助手などをやらせていただいていました。

それで気づいたんですけど、

毎日の電車通勤がない生活って快適!

アルバイトもしながらだけど、自転車通勤だし。

なんだか大袈裟かもしれないけど、やっと「生きてる」って感じがしたんです。

 

だからフリーランスとして生きていけるよう、

きちんと取り組んでみよう、って思ってます。

今はお金もないし、安定とは程遠いけど。

お金のないことも、ぜんぶなにかのきっかけにして、

しぶとく、たのしく生活していきます。

 

ライティングのテーマはこだわらず、

議事録・レポートの作成などもやります。

ライター以外のお仕事も、わたしができることはどんどんやっていきます。

講演のテープ起こし、データ入力あたりが得意で、好きです。

 

いい出会いがあったらうれしいなあ。